欧州の地、童話の佇む黒の森。

……本当に、銀誓館のスケールの凄さには毎回驚かされる。
メガリスの力でメガリスを回収する修学旅行とか他の何処が真似出来るのかと。
稚都世達も一緒に行けたのならば、と考えても詮無い事ではあるけれど。
でも、彼等は俺達以上に想像を超えた旅をしている筈で。元気である事を祈るばかり。

さて、俺が関わる事になったメガリスは、森の中に転がっているらしい。
――曰く、グリム童話の、あの『お菓子の家』。



※9/19　20:10　初期稿Ｕｐ（ブログ側修正は諸事情により困難。プレ本体は随時修正可能）

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【b17349 / メガリス修学旅行：まっくろもりのヘクセンハウス】

※戦闘無し依頼の為、アビ及びＳＴ詳細等は省略。

●プレイング
現字数：600/600　（残0）

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昼なお暗い黒の森に、童話世界から飛び出した神秘の産物。
……お菓子でも食べちゃだめって辺りは確かにメガリスだけどね。


■黒森探索
集合場所と時間の決定、各組の連絡先交換後に手分けして森の中へ。
手にはカンテラ、枝に結ぶ細めのリボンは淡い空色。
……本来の童話だと森に差し込む月の光だけが頼りだったっけ。
日中ですら見通しが利かないのに、夜ならもっと……。
お昼になったら一度目印を辿って集合場所でお弁当休憩。

当たりをつけて奥へ進むのは鋭敏感覚頼り。往々にして直感も駆使。
万が一発見したら各組に連絡して現地待機後、目印共々回収。


■観光と再現と
……とはいえ殆ど再現に時間を持ってかれそうな予感。

『鬼の手旅行＝非正規入国手段』なのを最大限活用し、
一部材料と道具（土台皿・ミニコンロ・チョコペン等）持参。
観光の間のメガリス預かり役兼務、街の隅でヘクセンハウスの再現を。
お菓子の買い出しや組み立て、飾り付けは仲間の手助け大歓迎。
寧ろ俺だけじゃ多分途方にくれる事間違い無しだから。
温泉での全員合流前までには何とか完成、が目標。
……買い出し時にキルシュトーテだけでも絶対入手しよう。折角の本場だもの。

温泉で疲れを癒して一段落したらハウスお披露目。
……え、どっちがどっちって？
煙突からモラチョコが顔を出してる側だよ、食べられる方はね。


名称：Schwarzwaelder Kirschtorte
説明：白い雪に染まる黒の森を思わせる桜桃入りチョコケーキ。
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