◆奪取されたＮＧ集 -真夏夜に舞えGhost Dance!!-

ジャッキー・チェン主演の映画や最近ではディズニーのアニメ映画エンディング等々、
ただ黒バックに文字流すだけではなくＮＧ集がくっ付いてくる物があったり。
アニメ映画でＮＧなんか出る筈が無いけれどスタッフの遊び心みたいで見てると楽しい。

……同じ事やってみようかと思った大馬鹿者此処に１名。
今回の連作ＳＳでカッコいい所見せてる何処ぞの双弟だが絶対ＮＧ出してるぜ、と。
存在する筈の無いＮＧ集を一寸想像してみようというパロディ企画とも言う。
あの事件が全て映画のシナリオだったとして、撮影で起きたあんな事こんな事的ノリ。

我こそはという方はコメントで乱入ＯＫ、でもこういう事考えるのは自分だけだとも思いたいorz
因みに当方側キャラ（双子と一真とマウと理紗）は勝手に巻き込んで構いません。
彩晴氏に関しても「死ななきゃ汚れ役すらＯＫ」と再宣言された為巻き込んでも大丈夫かと。

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◆≪９話≫　謎の相手（典杏）と電話で遣り取り中のいちる

『本題に入ります。先程の通り一刻を争う事態であり、陽主（ようしゅ）殿にも深く関わりが』
「……姉、にも？」
『はい。しかも拙い事に命の危険すら……陽主殿だけではなく、周辺百人単位で』
「……一寸、待て。
百人単位で人が死ぬ事が分かってる、その中に暁降の片方も混ざってる。
どれだけ状況が悲惨でも“繋ぎ止める”為に最後まで足掻くのが矧の存在理由。
それならお祖父ちゃんが頭として動けばいいだけの話だろ。
暁降は宗主に準ずるとか言われてても矧の肝心要は宗主以が……」

「……ゴメンなさい最初の宗主って言わなきゃいけない所お祖父ちゃんて言ってた……orz」
『ドンマイですよー、長台詞そこまで覚えてるだけ凄いですから』
「うきゃー、そんな事言われると今度はその長台詞でコケそうだから止めてー……」

※実際の９話の遣り取りが何とかアドリブで乗り切ったように見えなくも無い不思議。



◆≪５話≫　理紗の真意が見えなくて悩む一真と彼を手助けしようとしたマウ

（机に引っ掛かったウォレットチェーンを難無く外した理紗）
「……取れ、た？」
「やっぱり此処で引っ掛かってただけだったんですね、良かった」
（黒板の下でマウが逆立ちして危なっかしげに歩いてみせ……ようとして頭から落ちた）

「（……今度は何やってんだマ……）って大丈夫かマウ！！？」
「だ、大丈夫ですかマウさーん！？　頭にたんこぶ出来てたら冷やさないとっ（わたわた）」
（相当痛かったのか、にぃにぃ鳴きながら頭押さえるマウにダッシュで駆け寄るふたり）

※羽帽子被ったままで逆立ちして歩くのは結構危険だったんじゃなかろうか。



◆≪１６話≫　猫に変身した姿で現場の直上階へ飛び込もうとするはたる

（詰まれたダンボール山の傍に到着。猫姿で箱を昇り頂上まで到着。
頂上の箱から開いている窓に跳躍して飛び込み）
（――室内からゴンッ、と鈍い音が）

（暫くして人の姿に戻ったはたるが窓から顔を出し）
「……窓の傍に机残ってて思い切り足ぶつけちゃったわ……完全に想定外よあの机は」
（下の階から「ちょ、はーちゃん大丈夫かー！？」と一真の声がする）

※流石の剛毅な女勇者も想定外の机には勝てなかった模様。猫は急には止まれない。



◆≪２７話≫　一応忍者だしアクロバット風に挑んだらしいいちる

（迫る一角猪を燕刃刀の零距離展開で蜂の巣にし、更に踏み台扱いして跳躍。
彼の元へ突進する熊へ爆水掌を見舞う為、熊の額に掌で触れようとし）
（――しかし跳躍距離が足りず頭からグラウンドにダイブ）

（中々盛大な音がしたので熊が「大丈夫か？」と言わんばかりに突っ伏す彼の頭撫でてる）
「……大丈夫です生きてます、でもこれで５回連続失敗なのは諦めろって事なのか？」
（「見本役のスタントさん何でもない風に決めてたのに」……と凹む童顔１７７cm）

※身の丈に合わない事はするなという教訓をその身で証明？　成功したのは何回目だろう。


（……以降も思い付く度に多分増える予感）