◇若葉の芽吹く先、蒼穹を目指す車輪

早いもので、もう幾つ寝ればＧＷ縦断ですねという季節。

何処ぞの後ろは出没するとして東京オンリーですが。
関東から出る事は端から諦めました。リアルワーク的事情で。
そしてその決断は正しかったですが。

……未だに東京行きすら希望的観測なんだぜイヤッホーウ！！orz

※何とか東京出没出来そうな雰囲気。後は当日目が覚めるか次第という。（4/29）

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■帝都浅草潜伏作戦

……とりあえず『希望的観測』が『許可発動』に変わる事前提で予定等々を。
　　　　　→許可発動に無事移行。東京出没予定ー。（4/29）

いちる・はたる・レステ（ＥＢ）と３キャラの後ろである当方ですが、
１ｓｔキャラいちるの他の稼働率が底を這っている為、いちる名義で参加を。
はたるに関しては彼名義での知り合いの方々と被っている事もあり大丈夫かと。
レステは……βシナリオで御一緒した方に呼ばれでもした場合位か。優先度最低。

≪持ち物＆目印≫
・印刷したＳＴ情報＆自作名刺（共にいちる分のみ）
・いちる本物ＩＧＣ（逆鱗ばら撒きVer）入りネームタグ
・等身大モラぐるみ
・雪結晶ブローチ付の白いキャスケット
・双子イメージのストーンブレス（青黒系統＆赤白紫系統）
・ネームタグ＆Ｗブレスを持ち手部分に引っ掛けた黒デニムトート
・黒いコート羽織ってるかも（天気次第で存在感抜群のもふもふフード付）
・真っ赤な林檎色iPod弄ってるかも（中身デデばっか）

……現状こんな状態かと。変わったら随時更新予定。


■又何処ぞの馬鹿が妄言吐いてやがるぜ、誰か焼却炉連れてっちまえ。

……それでは以下の散文を御覧下さい。


「御久し振りです掛葉木先輩。御呼び立てしてごめんなさい」
「……どうやら今日は矧絡みって訳じゃ無さそうだな、典杏（のりあ）」
「まあ話の出所は矧なんですけれどね」
「それでも前回に比べれば平和なんだろ？　……銀誓館の制服ちゃんと持ってたんだな」
「そりゃ制服指定されてる学校にいるのですから持って無い方がおかしいのでは？」
「……その常識が唯一効力を持たない場所だと思うぞ、此処は」

長い淡金の髪を緩く一本の三つ編みに纏め、中学部女子冬服を着た堤典杏。
この格好ならちゃんと分かるが普段の裾を引き摺るような服では、やはり未だ性別不詳。

「で、話というのは？」
「ええとですね、矧の内での噂話伝言ゲームにより偶然発覚したゴースト事件です」
「……今何て言った？」
「ゴースト事件です」

典杏、曰く。
尭矧第六家である迎家の仲居バイトの女子大生が地元の都市伝説だとこんな話をした。

終電を逃して凹んでいる所に、来る筈が無いのに列車がやって来る。
それもあからさまに怪しい、何処のＳＦ小説から来たと言いたい程の未来チックなフォルム。
余りにも場違いな列車の登場に大体の人は踵返してホームを出て行くのだが、
藁をも縋る思いで乗ってしまう人間も中にはいるわけで……お約束通り行方不明に。

茶飲み休憩中だったので一緒に聞いていた若女将、一寸直感的に何かが引っ掛かって。
まあでも荒唐無稽の噂話だしね、と軽い気分で宗主へ伝言ゲーム。
聞いた宗主も、都市伝説ならそういう類の話は全国にあるだろうな、と典杏に伝言ｇ（ｒｙ）。
……しかし。

「それを宗主様から聞いた翌日以降、しっかり幾つも“視ちゃった”んですよね」
「……ああ、そりゃゴースト事件確定だ」

運命予報士、堤典杏曰く。
とある駅で終電が全て通過した後にホームに居残っていると禍津列車がやって来る。
外見は２両編成だが、中は特殊空間の御約束と言うべきなのか８両編成。
２両編成の最後尾のドアから乗り込むと８両目最後尾に乗っている、という寸法だ。
主である地縛霊は先頭車両にいるらしく、撃破には８両分突っ走る必要がある。
……但し、そう簡単に８両突っ切れる筈が無いのも御約束。

「……それで、ですね。
勿論１人で乗っちゃった方なんて即座にこの世からサヨウナラだったわけですが、
もしこの列車に２人以上で乗ってしまうともっと酷い事になります」
「……物凄く聞きたくないが聞くしかないんだろうな」
「聞いて戴かなければ依頼の成否、ひいては全員の生死に関わります。諦めて下さい。
もし２人以上で乗ってしまった場合、そのうち１名がランダムで運転席に飛ばされます」
「……理由聞くのは止める。で、その先は？」
「運転席に飛ばされた方は列車の制御を他の方々が全員辿り着くまで行う必要が。
というのもこの未来禍津列車、又の名を神速弾丸暴走特急とでも貼りたくなる代物でして」

曰く。
急停車はしないようだがヘアピンカーブだの悪路走行だの普通にやらかす無謀な超特急。
そんな事を頻繁にされようものなら戦闘以前に立つ事すら極めて困難になってしまう。
運転席にいる１名はそんな仲間達を離れた場所で最大限援助する役目となる。

「だけど、ひとりだけ地縛霊と同じ車両って相当危険じゃないか？」
「いえ、他の皆様よりは多少安全が保障されます。全員揃うまでドアは絶対開きません」
「……何かな、その“多少”って」
「運転席にも禍津いますから。ちょっかい掛けてきますけど何とか耐えられるのではと」
「それ列車制御にも影響及ぼしそうな予感がするんだ……」
「但し。ランダムだと先程言いましたが、狙って誰かを運転席に送る事が実は可能です」
「狙う為の条件がある、って事か？」
「ええ、その為の条件がひとつ。……先輩、御耳を拝借」

怪訝そうな顔をしたいちるに何事か囁く典杏。……いちるの瞳に宿る光が、冷たさを帯びる。

「……なるほど、な……そして条件はこの場での秘密にしておけ、って事か？」
「何方が此処に来るか分からない、そして誰が飛ばされるか分からないという不確定要素。
しかし“誰が飛ばされるか”だけは“先輩が飛ばされる”に置き換える事が可能です。
その方が影響が少ないだろうと自分は判断しました。多分先輩なら充分耐えられます。
但し、もし、誰かが先輩の代わりにと言い出した時は……相手に条件を当てさせて下さい。
条件が分かるのならば、相手にはそれなりの覚悟があるという事になるでしょうから」

それだけこの依頼に関しての気構えが出来ている、という判断材料になるという事か。

「――さあ、そろそろ放送で指定した時間です。何方がこの教室へ来て戴けるでしょうか」
「誰でも変わらないさ。依頼は達成するまで、禍津は祓うまで。――そうだろう？」



……いやあもう誰かネタしか湧かないこの脳漂白して下さい御願い致します。
DE DE MOUSE新アルバム内の曲、『journey to freedom』ヘビロテ結果がこれだよ！

というわけで。
もう懲りたんじゃねぇのかと総突っ込みを受けそうな無謀企画第２弾草稿案だよーorz
５月一杯は手が出せない事確定だし、そもそも企画にするかも未定なんですががが。

まあ。
もし。
万が一。

「ＯＫ、その時は骨の髄までしゃぶってやんよ」という勇者がいたら何か反応下さいまし。
全く知らない方で無ければ何とかなろうかとは思うので。
……うん、今度はＧＤと違って文章化も戦闘部分だけになると思うよ。（切実に）思うよ！