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@ PBW(Play By Web) "SilverRain" & "PSYCHIC HEARTS"
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球技大会とか菓房の引越しとか色々慌しい日々。

今年の修学旅行が国内だと聞いて一寸羨ましいと思ってしまったり、
銀誓館に来た妖狐の齎した遺跡が佐渡だと聞いて気が気じゃなかったり、
MMOでの謎の昏睡事件とか忘却期以前の記憶を持つ地縛霊が現れたとか、
慌しい中でも何かの動き出す気配には敏感に反応する自分に苦笑したり。

そして梅雨の気配ももう近いから、新しい傘をそろそろ買いに。
故郷の生活が未だに抜けないせいか、自転車用のレインコートは準備万端なのに、
肝心の傘が傷んだままという粗忽っぷり。
暴風雨でもなけりゃ自転車飛ばす方が通学も用事も楽だからなぁ。
……そして傘もきっと色柄とか大きさより骨の多さで選ぶんだろうなきっと。




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(配布元:鴉[CROW]

天気テーマ5題 【 雪 】

※以下、雪に関わる5題を現時点で感情活性化している5人に割り振った小話。
※誰が誰かは敢えて最初には書かない方向で。隠し隠し。
※でも出てくる単語で即答出来る位にしか隠れてないとも言う。ダメダメである。



01.風花が舞う

「うー、北風が寒い通り越して痛い痛い」
「寒いのは平気だけど空気からからで喉痛くなるのが辛い」
「あ、そうかいちるはこっち生まれじゃないんだっけ」
「うん、向こうの冬は関東に比べて雨や雪が多い分空気が湿ってるので」
「んじゃ加湿器とか向こうじゃ要らないよなぁ」
「こっちに来て初めて使い方知ったです、今じゃ残念ながら冬の必需品」
「それも大変だな。でも寒いの平気ってのは羨まし……うわっ!」

突風とも呼べそうな北風に煽られる、赤いマフラーと鈍色のキャスケット。
傍迷惑な風が過ぎ去って後、ちらちらと宙を舞うものが。

「……あれ、これ雪? でも思いっきり晴れてるよな今」
「もしかしたら風花、かなぁ」
「カザハナ?」
「こんな風に晴れ間に降る雪をそう呼ぶんです。花弁のように舞う晴天の雪を」
「へー、なるほど。……でも降るんなら今より来週降ればいいのにな」
「来週? あ、そっかもう来週クリスマスだっけ……」


02.真っ白な道

夜闇をぼんやりと照らす街灯の光の中で、はらはらと音も無く降る牡丹雪。
昼過ぎから降り始めた雪は街を白く白く染め上げ、静寂を齎す。
大通りを走る車も疎らになり、急ぎ足で家路を急ぐ人々も時間の割に少ない冬の夜。

そんな中、足跡一つ無い真っ白なアスファルトの上に生まれる一条の線。
降り積もる雪など何ぞのものかと言わんばかりの安定性と速度で線を描く自転車。
軽快な走行を続ける自転車の主が、ふと宙を振り仰ぐ。
静寂の中、何処かから奏でられ響く楽器の音色。
速度を落とす事無く後方へと流れていく風景の中に、瞬いて過ぎ去る光ひとつ。
――橙色の灯火を振り撒く、銀のト音とヘ音記号が踊る装飾のランプ。
多分音色奏でし主はあの光の傍だろう、と思い巡らせ自転車の主は駆け抜けていく。

橙色の灯火揺れる窓辺から音色が途切れ、人影が階下を見下ろす。
――おい、見てみろよジャック! 凄ぇぜ、雪の中一直線に跡が走ってる!
部屋の中の誰かを手招きしたのか、雪積もる道を覗き込む人影がふたつに増えた。
――あれだけ線細いって事はバイクじゃねぇよな、って待てまさか自転車か!?
驚きの表情を浮かべる人影の腕の中で、真鍮色の楽器が灯火を浴びて夜気に煌いていた。


03.片方の手袋

「きゅっきゅー、もきゅー、きゅきゅっきゅー、きゅっ♪」

……あ、能力者にとって御馴染みの鳴き声。

声の方向を見ると、やっぱりモーラットがもきゅもきゅしてた。
何処から引っ張ってきたのか手袋と踊ってる。片っぽの真っ白のミトン。
ふわふわの材質だからか、遠目で見るとまるでペアモーラットみたい。
でもあの手袋、まさか何処かの店からのドロボウとかじゃないよね?
または誰かの大事な物をこっそり持って来ちゃってるとか。

……うーん、一寸心配になってきたから暫く様子を見てようかなぁ。
能力者見ると近寄ってきてくれるから捕まえる苦労はさして無いんだけど、
さて捕まえた時に手袋の出所分からないんじゃどうしようもないわけで。

……あれ?
そういえばあのモーラット僕に向かって手袋振ってるような気がしないでも。
というか、あの子何処かで絶対見た事ある気がするのは気のせいじゃないような……

「こらーっ! モルモ俺の手袋いい加減に返せーっ!!」

……な、なるほど。


04.雪だるまの恋

「少し前だけど、凄い和む事があった」

偶然逢った花屋の中、そんな前置きから始まった話。

「雪、降っただろ? それでかな、通り道の公園に雪だるまが出来てて。
青いマフラー巻いてたから、多分、男の子の雪だるまだと思う。
それで、次の日に、その近くの家の玄関にも雪だるまがあったんだ。
多分そっちは、女の子。頭に桃色のリボンしてたから。
そしたら更に次の日、ちょっと不思議な事が起きた。

朝に通りかかったら、男の子の方が女の子の方向いてたんだ。
頭だけとかじゃなくて、身体ごとくるっと。
そうしたら夕方通りかかった時、今度は女の子が、男の子の方向いてた。
不思議で可愛いな、って思って……悲しくもなった。どっちも、溶けかけてて。
ふたりとも、このまま溶けちゃうんだ、って」

そこで一度話を切ったあの人は、だけど、と続きを紡ぐ。

「次の日の昼にまた通ったら……ふたりとも公園にいたんだ。寄り添って。
高校生位かな、制服姿の2人が傍で『これで恋も成就だな』って笑ってた。
違う方向向いてた筈なのに、いつの間にか見つめ合ってたから運んだんだって。
……そんな雪だるまと高校生が、凄い暖かかった」


05.淡雪のような

「んー、こっち苺でこれ抹茶やろ? この薄黄色いのはレモンか何か?」
「ビンゴ、蜂蜜檸檬。向こうのがチョコとキャラメルと……あ、それ南瓜」
「ほー。しかしそれにしても何つー数だコレ……で、青いのは流石にどうよと」
「……うん、ブルーハワイはミスったと思った。幾らなんでもこれは酷い」
「どう考えても甘いだけでしかねーしなー。んで、この黒いのまさかイカ墨?」
「そこまでの度胸と奇抜さは無理。黒胡麻だから安心して」
「イカ墨試したら面白そうとか専門外の癖に言ってみるが、まあ惨劇やな多分」
「デザートに生臭放り込んでどうしろと」
「仰る通りで。……んー、炬燵で冷たい物突っつくのはホント至福やねぇ」
「……突っつくだけじゃなくて味の方も見て欲しいんだけど。何の為の毒見役だか」
「さらっと毒見ぬかすな毒見と。つかそんなに自信無いの混ざっとるん?」
「ある意味どれも自信が無いとも言う」
「お前位の腕前で言う台詞と違うやろに。ほら作者も形崩れんうちに食えって」
「ん。……やっぱ結構難しいや、淡雪スフレ作るのも」






A) 1.三兎月先輩 / 2.江西先輩 / 3.ユエ嬢 / 4.残菊先輩 / 5.彩晴氏
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(頰掻きつつ)
その…なんだ
なんかたくさんしゃべったみたいで、…
こういう可愛いの、端から見守るの好きなんだ(ほわ、と笑み
聞いてくれてありがとう…。

(背後:気づくの遅れました…
どうも、その、登場させていただいちゃって///
小話書いていただけるなんて、新鮮でドキドキしますね
ありがとうございます、おいしくいただきました♪)
残菊 2009/06/16(Tue)21:01:58 編集
残菊先輩ー。
いえいえ、色んな方の色々な話を聞くのが好きなのです。
だから又何か素敵な事があったら聞かせてくださいね?
今度はお土産持って逢いに行きますからっ。

(以下後ろ)
こんばんはこっそりお借り致しましたさあ逃げろ!……じゃなくて。
『ゲリラ更新・カテゴリ分けのみ・展開しないと中身分からない』の三拍子なので、
実はバレた時の方が冷や汗ものだったりです。
口調違う等あればどんどん突っ込んで下さいませー。

……又ゲリラする可能性もあるn(世界結界発動)
いちる 2009/06/20(Sat)23:04:51 編集
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