＠綾紐綴じの古い本

【SWALLOW EDGE】

　　＞【UN-OFFICIAL SIDE STORIES】

　　　　＞【登場人物・単語要綱集】

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※色違いの部分は設定共有者（彩晴氏後ろ様）より提供されたもの。


【登場人物】

　　＞【矧の宗家（掛葉木本家・賭矧とも）】

・掛葉木いちる（b17349）
説明不要とも言える銀雨登録キャラクター。宗家の双子『暁降の嬰児』の片割れ。
本業水練忍者である事から宗主継承も可能だが、暁降の為継承順は最下位。
実際本人にも継承する気があるかどうかと言えば無いと思われる。

・掛葉木はたる（b75297）
宗家の双子『暁降の嬰児』の片割れであり、いちるの姉。本業は魔弾術士。
夢の扉の鍵を手に入れ2010年3月に下越の私立中学卒業後、即銀誓館学園へと合流。
御嬢様の外面に勇敢通り越して剛毅な性格を併せ持つが実の所双弟には弱い。

・掛葉木修平
『暁降の嬰児』の父親であり、次期宗主筆頭候補の伴侶。司書資格も持つ小学校教諭。
魔弾術士×符術士の親世代能力者。入り婿であり旧姓は神下（かみもと）。

・掛葉木ひいな
『暁降の嬰児』の母親であり、次期宗主継承順位筆頭（現宗主は彼女の父）。
水練忍者×白燐蟲使いの親世代能力者。……多分一家最強と思われる。色々と。


　　＞【尭矧当代一格衆（伊予鷹矧とも）】

・尭矧彩晴
『暁降の嬰児』の従弟（父親がひいなの長兄）に当たり、ゾンビハンターの力を持つ。
能力を隠し続ける限界を感じて故郷から遠く離れ編入した先が偶然銀誓館だった。
（※矧の一族の設定を共有した知人の銀雨キャラ・b38169）


　　＞【宍矧首座連―銀誓館学園所属組（獅子矧とも）】

・堤典杏／宍矧典杏（つつみ　のりあ／ししはぎ　てんぎょう）
首座連の無芸末席を自称する。無造作に伸ばした淡い金髪と裾を引く私服が特徴的。
実は首座連在籍者にして銀誓館学園に通う運命予報士。母親がカナダ人のハーフ。
一応ノーラ（ノーリャ）・ジェンキンス・ツツミ（Norah Jenkins Tutumi）の別名持ち。
運命予報士としては毅然として振舞うが、ひとりの少女としては多感で感情的な面も。

・高澤夏来／宍矧夏来（たかさわ　なつき／ししはぎ　からい）
灰がかった黒髪を肩位まで伸ばした姿が印象的な少年。嬰児達と同い年。
全国を回る興行一座で子供ながら看板役者、かつ女形として稀代の才能を持つが故に、
学校での心無い言葉が原因と思われる舞台以外での失語症状に陥っていた時期があった。
旧姓は大沢。現在は同じ宍矧に属する舞踊系譜、高澤流家元の養子となっている。
能力者としては符術士×土蜘蛛の巫女。和弓と各種アビを操りサポートする。

・椎名茅都／宍矧茅都（しいな　かやと／ししはぎ　かやと）
長い黒髪をざっと纏めて颯爽と歩く姿が常の長身少女。嬰児達よりも１歳年上。
若輩ながら宍矧首座連の頂点である宍矧首座に就いている。
幼い頃から舞踊と武術の鍛錬を積んでいる為、一般人相手なら男相手でも勝てる。
能力者としては白虎拳士×ファイアフォックス。主にバス停を振り回し戦う。


　　＞【鎌倉の掛葉木】

・掛葉木清澄（きよと）
ひいなの次兄であり『暁降の嬰児』にとって伯父（彩晴氏の場合は叔父）に当たる。
鎌倉にて隠れ家トラットリア“Natale”を営み、鎌倉で唯一真実を知る良き相談相手。
娘の千香子は嬰児達より１歳年上。他に嬰児達より年下の息子がいる模様。


　　＞【嬰児の悪友】

・市川一真（いちかわ　かずま）
幼稚園～小学校と嬰児（特にいちる）と騒ぎ倒した面子の一人。身長の低さが悩みの種。
除霊建築士×ケットシーという能力者の力に目覚める。ケットシーの名はマウ。
はたると同じ私立中学に在籍していたが、高校受験を経て銀誓館学園高校部に進学。
妹の菜々花（ななか）もシャーマンズゴーストを連れた能力者であるが詳細は不明。


　　＞【-errare humanum est-】

・成瀬怜（なるせ　りょう）
いちるのクラスメイト。ほわわんとした言動が特徴。本作のキーパーソンその１。
シャーマンズゴーストのくなぎが彼に寄り添う事から能力者と思われる。

・佐野篤輝（さの　あつき）
・朴千奈都（ぼく　ちなつ）
・渡良瀬結（わたらせ　ゆい）
いちるのクラスメイトで一真と同じく幼稚園時代からの腐れ縁。
篤輝の家は書店、千奈都の家は洋菓子店、結の家は花屋だとか。

・櫻井真史（さくらい　まお）
担任の入院に伴い臨時担任となった講師の女性。キーパーソンその２。


　　＞【-真夏夜に舞えGhost Dance!!-】

・七宮寺　理紗（しちぐうじ　りさ）
はたる、一真と同じ私立中学に在籍している才色兼備少女。本作のキーパーソン。
一般人とは思えない片鱗を一真の前で度々見せるが実は……。





【単語・用語】

・矧の一族
情報部隊の鷹（尭矧）、実行部隊の獅子（宍矧）、指揮部隊の賭（掛葉木）に分かれ、
『此の世の裂け綻びを繋ぎ止める』為に異能を用いた能力者集団及びその末裔。
世界結界形成後は鷹が商人に、獅子が侍に、賭が忍者に姿を変えたが、
一族の表番を担った賭の中でも、とある一つの家が『宗家』を継ぎ現在に至る。
現在は力に目覚めた能力者を中心としてシルバーレインと対抗。
尚、掛葉木は本家（＝矧の宗家）、尭矧は当代一格衆、宍矧は首座連が率いる。

・暁降の嬰児（あかときくだちのみどりご）
矧の一族の中心、矧の宗家で生まれた男女の双子。昔より変革の先触れとされる。
嬰児には彼らを守る為に逆さ名（ネガ想起単語を敢えて名とする）を付ける習わし。
今現在はいちるとはたるを指す。

・当代一格衆（とうだいいちかくしゅう）
尭矧は五格家と呼ばれる５つの家が３０年に一度集い各家が担う責務（格）を取り決めるが、
その場にて一格（最高格かつ最高責任者）を任じられた家が一格衆を名乗る。
取り決め次第で格が幾らでも変動する為、当代という単語が前に付く。
今現在は彩晴氏の実家である伊予尭矧の家が当代一格衆。
尚、五格家の長男は守りとして重ね名（異なる意を想起する音）を付ける習わしだとか。
（彩晴氏の場合、再生・歳星（木星の漢語表現）の『サイセイ』に彩と晴の字を当てている）

・首座連（しゅざれん）
全国に散らばる宍矧を率いる一団であり、徹底した実力主義。団長が首座を名乗る。
シルバーレインの影響を受け怪異と戦える能力者の子供が現れつつある。
実行部隊であるが故に見えざる狂気対策で銀誓館への編入が急がれている模様。